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Here Comes The Sun


barista→baristacaster   ☆転職します☆
by john-leno
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About Me...
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 じょんれの(♂)
Birthday
1984/05/07
Job
Broadcaster
Adress
  Sinagawa区
Hobby
・sport: volleyball
・music: Rock



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Road to ANA (10)

気が付けば第10回です。

またまた行ってきましたフジテレビ。
今回は14:00~だったので、修学旅行生がいっぱい。

みんな和気藹々(あいあい)の雰囲気のなか、
神妙な面持ちのスーツ男が一人。
Road to ANA (10)_e0041708_1732386.jpg




今日訪問してきたのはバレー部OBの先輩。
現在営業部長らしい。

「同じ体育会バレー部出身だし、きっと優しいだろう。」

そんな期待が心のどっかにあった。

OB訪問がスタートした。
まず最初に自己紹介した。
「長い」

一言。

「そもそも俺はバレー部嫌いなんだよ。」
って言葉を切り口に、現役バレー部の批判が始まった。
ずっとお説教。
OBに対する態度、考え方、振る舞い、全てを全否定された気がした。

「体育会ってのは何のプラスにもならない」
「そもそも試合にも出ないで何のためにやってるんだ」

体育会で得るものは試合に出ることによって得るものだけじゃない。
絆や精神を鍛えるため。
そして何よりバレーボールが好きだから。

でもそのときは、何か回りくどく言ってしまって、
「長い」

一言。

「アナウンサーは宝くじのようなもの。
でもその確率を1%でも上げるために、お前はどんな努力をしてるんだ」
「ただの普通の人にしか見えない」
「何千人の中の数人を選ぶってことは、篩いにかけるわけじゃない。
ずば抜けたヤツを引き抜くんだ」
「全然フジに対する気持ちが伝わってこない」
「バレーが嫌いな面接官だったらアウトだな」
「隣に座るやつがお前よりバレーうまかったらどうすんだ」
「そんなに甘い世界じゃない」
「お前らの体育会はぬる過ぎる」

全ての言葉が胸に刺さって、痛かった。

言い返せない自分が情けなくて、腹立たしくて。
悔しかった。

正直へこんだ。

けど、帰りの臨海線で考えた。
自分が甘かった。
試験前で、エントリーシート提出前でよかった。
って思ったんだ。

今回のお話がなかったら、きっと俺は今のまま成長せず試験に臨んでた。
生ぬるいままの自分で。

そしてきっと大半の人はそれに気付かず受けるんだと思う。
華やかさと夢だけを抱いて、現実に気付いたときには手遅れになっちゃうんだと思う。

今まで考えてきたものは決して無駄にはならない。
けど、まだまだ練り直すことができる。
もっともっとインパクトのある言葉が、表現がある。

自分を飾らずって思ったこの下書きも、
この人から見れば「就活用」にしか見えないって言われた。

このままへこんで終わるやつか。
それとも今の気持ちを起爆剤にして成長するやつか。

俺は絶対に負けない。
ライバルたちにも、自分にも。

自分だけの本当の、真の武器は何なのか?
何でフジに入りたいのか?

誰にも負けないこの情熱を、言葉にしてみせる。
絶対になってみせる

by john-leno | 2005-10-20 17:32 | Road to ANA
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